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2007.09.17
柔の道は
近頃、土砂崩れが起きているのか、片側通行のよう?
な感じがしているのは、僕だけだろうか。
柔道世界選手権で「不振」の結果を受けて全日本柔道連盟は、
いつものように指導部の責任問題を口にし始めた。
僕から言わせれば、
責任問題を口にする、お前らに責任はねぇのかよ、ってことだ。
武道である柔道本来の決め事を全世界に徹底できなかったのは、
一体誰なんだよ。
あんな、メチャクチャなルールの中で「絶対世界一になれ!」と、
凄まじい圧力をかけられながら、試合に臨んでいる選手たちの苦悩を
本気で考えたことあんのかよ。
まともに袖も襟も取らせない柔道?だから、
技自体もドンドン崩れてしまっている現状をどう思ってんだよ。
そんな中でも、綺麗な技で一本のとれる選手は、殆どが日本選手だ。
「礼」すらまともに出来ない相手と戦いながら、
日本柔道の誇りをしっかり死守しているのが日本の戦士たちだろーが!
批判の前に、「よく誇りを守ってくれた」と労いの言葉のほうが先だろ。
戦後生まれだから、あまり実感はないけど、
日本柔道界は、まさに終戦間際の日本軍の状況と一緒じゃないのか。
声高に責任問題を口にするお前ら!前線で「日本のため、国民のため」
に闘っている「戦士たち」に、言う事は「責任取れ!」かよ。
お前ら、戦士たちが戦うフィールドをまともに闘えるよう、整えよう
としたことあんのかよ!
日本古来の品格ある武道を「下品な点稼ぎゲーム」
に、失墜させた責任、それが「A級戦犯」そのものだろう。
今回、無念の敗北を喫してしまった誇り高き戦士たちの
落胆と苦悩の表情を、しっかりと瞼に焼き付けろ。
そして、自分たちの責任として、戦士たちが日本柔道本来の
品格あるルールのなかで闘えるよう、命懸けで「ルール修復」を
すべきではないのか。
メディアで散々に報道されている彼等を見ていると、つい
感情的になってしまうんだなぁ・・・すいません。
なにはともあれ、
土砂崩れで、片側通行の「柔の道」を早急に復旧させ、全世界の人々に
「武道」と「スポーツ」の違い、を再確認してもらい、日本選手たちが
誇りを持ち、のびのびと闘える「場」にしてくれと、一人の日本人として
切に希望するわけであります。
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