fc2ブログ
 新庄、この街には、素晴らしい人たちが多く暮らしている。
街で聞いた「いい仕事」をしている人、街で見かけた「カッコいい」人を、これからと時折ブログに掲載していきます。
 下の写真は13日に行われた「まちなかちびっこ山車まつり」でのスナップ。
20071015120854.jpg
新庄まつりでお馴染みの飛田囃子若連の皆さんだ。ちびっこたちにまつり好きになってもらうために、今回のイベントに快く参加してくれたそうだ。
 その休憩の際に撮らせてもらったのがこの一枚。世の中、「喫煙者」を根こそぎ排除してしまおう、位の勢いになっているが、僕はそんな流れを非常に危険だと考えている。ちゃんとマナーを守って、吸わない方々に配慮しながらの喫煙であれば、あとは「自己責任」てとこだろう。禁煙運動も、喫煙も、どっちも「過度」になってしまえば、いい結末を生むことはない。
 というわけで、会場となった商店街の片隅で休憩していた彼らは、僕からはひと際「輝いて」見えた。
彼らはまるで「すみっこで、喫煙はさせ頂きますが、吸殻は捨てません。そのお礼といってはなんですが、周辺のゴミも持ち帰らせてください。」と宣言しているかのようだった。その証拠がこの写真である。
 ここまで徹底している人たちもいれば、同じイベントに参加していた別の囃子の方は、当店内に飲み終えた缶ビールの空き缶を「ポイッ」と捨てていった。すかさず我がスタッフ家族が追いかけ「忘れもんだよ!」とお返ししたそうだが、なんとも「最低最悪」の行為だ。
 社会は人と人とのつながりで形成されているし、人から人へと、伝統や精神が繋がっていく。模範となる大人が平然と最低最悪の行為をし続けるならば、次代をになう若者たちに、間違いなく、その精神は受け継がれていくことになる。大人はそのことを認識し、日頃の行動に責任を持つべきだ。
 「缶ビールポイ捨て事件」の直後だからという訳ではないが、僕の目には余計、飛田若連の皆さんがカッコよく写った。
 突然「あのー、皆さんのこと映していいですかぁ」とハゲヒゲに駆け寄られ、ざぞ驚いたとは思うが、こういう「カッコよさ」が新庄じゅうに拡がればどんなに街が明るくなるだろう、という一念で撮らせてもらった。
ほんとに、カッコよくて、ありがとう!でした。


スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://bakubakubaku.blog59.fc2.com/tb.php/137-cb57bcac