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 11月20日にオンエアされた、ピヨ卵ワイド430「シリーズまち・新庄市本町」の録画を見た。小川香織アナが当惑しながらも笑顔で金よう市の手伝いをしていたのが、なんとも微笑ましかった。
 金よう市をはじめてから2年目に入るが、街なかに暮らす人たちには結構好評のようだ。
しかし新庄はこれから厳しい冬に突入していくわけで、雪や寒さ対策をどうしていけばいいか頭を痛めている。昨シーズンは暖冬で雪も少なく、金よう市としては非常に助かった。でも去年と同じ冬ということはないだろうから、みんなで知恵を絞ってこの冬も乗り切っていきたいものだ。
 取材当日の朝、商工会議所青年部の木村さんから、いきなり「今日10時ごろからYBCの取材が入りますから」と電話をもらった。快諾はしたものの、なにがなんだかわからないままいつものように金よう市の露天へ向かう。すると、もう取材は入っていてみんなの中に溶け込んでワイワイやっている。普段の商店街の状態だったら「閑散さ」だけが際だってしまっていたかもしれない。本当は「衰退した商店街」という部分をクローズアップするのがメディアの役割でもあろうが、この日は偶然にも金曜日「取材が今日でよかったぁ」とホッと安堵したところもあった。
映像には、賑やかに買い物をするお客様や売る人の活き活きした姿が写っていた。閑散としている街も現実だが、賑やかで活気ある街も、つかの間ではあるが現実だ。この「つかの間」をなんとか帯状に引き伸ばすためにこれからも頑張っていきたい、とあらためて思った。
 そのためにも新庄ショッピングビルの再開は、不可欠だ。本来なら山形市のように中心市街地活性化策の核として自治体がビルを買い上げ再利用しているところが多い。しかし市は過去にすすめた農業水利事業などを含む大事業のツケが膨らみ、財政が悪化している。だから中心市街地活性化に回せる予算など殆どないから、再利用可能な良質のビルであっても「買い上げ」られない。
 そんな状況の中で「街に恩返しがしたい」と手をあげたのが宮城さんだ。このビルが再稼動することになれば、地域全体に波及する効果は経済・教育・文化・健康などの多方面に及び、計り知れないだろう。
 街なかのビルを大型「商業」施設として持続させるのは、今の地方の現状からしても至難のことだ。山形市などの自治体は「多目的施設」としてビルを買い上げ、中心市街地を持続可能にしていこうとしているが、過去の大事業の借金で、そうできない新庄市は中心市街地をどのようにしようとしているのだろうか。
 一つの民間企業が、市の財政状況と、疲弊した市街地の状態を苦慮し、自ら買い上げを「決断」した。その一部のフロアを、天候を気にせず母と子が利用できる「わらすこ広場」として市に利用して欲しいとビルのオーナーが「要望」している。それのどこが利己的で営利を優先した「市」へのお願いなんだろうか。
 全国的にも珍しい市と民間企業の「街再生事業」コラボレーションが果たして実現するか、しないかをメディアはもちろん、県内外の財政難自治体も注視している。
 この問題をどうするのか、新庄市も議会も市民も、「知恵」と「良識」が試される。
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