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2007.12.24 冬になると…
 長靴をはく機会が多くなる。昔は長靴と言えば色は黒だったが、最近はカラフルで様々なデザインが溢れ、とても長靴とは思えない。
 ちなみに僕のは、去年吉田靴屋さんから買った「弘進ゴム」製の膝下までの黒い長靴だ。たしか1,980円だったと思うが、ふわふわの中敷で、実に履き心地がよろしい。
 しかし、僕の長靴の歴史は、ある現象との闘いでもあった。フツーに歩いていても、除雪の時も、なぜか靴下がずり下がってしまうのだ。特に歩いている時の下がり具合は尋常ではなかった。ひどいときは、かろうじて指先に引っかかっている状態で歩きつづけたこともあった。たとえ周囲に気付かれることはないとしても、この状態で歩くのは、苦痛だし、だんだん憂鬱な気分になり、猫背になってくなる。そんな状況の中で、顔見知りの人とすれ違ったりすると精一杯「満面」の笑顔で挨拶を交わす。長靴の中で起きている惨状を一切表情に出すことなく・・・。通り過ぎた瞬間、大きなため息をつき、また元の気分に戻り、とぼとぼ歩く。これが一人くらいならいいが、こういう時に限って何人も出会い、人によっては長話になることもある。普段であれば話に集中できるが、全神経が集中しているのは、足のつま先の辺りなわけで、早く目的地にたどり着くことだけが、人生の「最大目標」となる。更に、いつあいたかわからない穴から、冷たい水が長靴の中に浸入してきたりして、そんな時は「ありえねぇ…何でこうなるの」と、人生を投げてしまいたくなったこともある。
 人は、ちょっと見ただけでは、その人が抱えている「苦悩」や「苦痛」はわからない。僕の長靴の中のように、大変なことが起きているのに、至って平気な顔して挨拶するのが、人間社会なのかもしれない。今度靴下が指先にずり落ちてきたらその場で履きなおすようにしよう。それをそのままにして目的地まで歩こうとするから、良くなかったんだなぁ…。
 これから先は、問題が起きた時、なるべくその場で対処しながら、気持ちよく歩いていこうと思う。
 

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