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 息子と仲間が我が家の屋根のペンキ塗りをすることになった。すると「危ないから止めさせろ」と、じいさん、ばあさんそして女房までが一斉に言い出した。

 僕は、そんなことを言われてもと、無視しつつ、息子らに「事故を起こす前はだれでも大丈夫!って言ってんなぁぞ。何あっかわがんねがら、くれぐれも気ぃ付けでやれ」と偉そうに「訓示」をたれ、部屋に戻った。
 女房は止めないことが不満のようだったけれど、止めるつもりなどさらさらなかった。
そもそも、止める理由が見つからなかった。

 子どもの頃、旅館の屋根から屋根を飛び回って遊んでいた自分を棚に上げて、いい歳した若者たちに「落ちると危ないから止めなさい」なんてとてもじゃないが、言えなかった。
出掛けに、「いがぁ~、終わる間際は気ぃ付けねんねぞぉ~」と言うくらいがせいぜいだった。

 それにしても、二十歳を越え、ペンキ塗りに屋根上がっただけで、家族みんなに心配されるって、どんなカンジなんだろうなぁ。
 味わってみたいような、みたくないような・・・。


 その夜「あなた一人で塗ればよかったのに」と女房にボソッと言われ、相変わらず「夫思いの優しい」ヤツだな、と、あらためて思った。・・・グスン。
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