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2006.05.01
ど根性ダイコン

店先に生えた「ど根性・草」
「ど根性ダイコン」が一頃話題になっていた。
市長を頭に官民一体でお祭り騒ぎ、枯れ始めると「バイオで延命を」なんてことを平気でやってしまっていた。今はどうなってるのか。
不景気で、みんな元気出してがんばろう!ってことで盛り上がったのだろうが、あれゃちょっと騒ぎすぎではないのか。
アスファルトやコンクリートの間から生え出てくるのは、確かに大変だとは思う。
僕が草だったら、すぐ「ダメだこりゃ」つってあきらめちゃうな。
そんなことを考えながらブ~ラブラ歩いていると

「ど根性タンポポ」が可愛く咲いていた。よく見ると、道路の端っこにはいっぱいいろんな草花が生えていた。
ほとんどの町の人はこれを「雑草」と呼び、すぐ引っこ抜いてしまう。「ゴミ」ということなのだ。
それでも雑草たちはまたすぐ、生えてくる。おそらく自分で「バイオで延命」を計っているわけではない。凄まじい生命力があるだけだ。
このような「雑草」仲間からすれば「ど根性ダイコン」なんて甘チャンだ、と見えているはずだ。
ま、やわらかい布団のような土で育つ野菜といわれるエリート「ダイコン」と、厳しい状況の中で日々雑草のように生きる「雑草」とは「根本」的に違うと言う事だ。
僕はどういう生き方がしたいかというと、「ダイコン」のように暮らしたいが、現実は「雑草」のように強く生きなければいけない、というところかな。…本屋でも、家庭でも、そして夫婦間でも…とほほ。
人も自然の一部です。ローインパクトで暮らしましょう、という事で

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