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 昨晩、飲む機会があった。日本語はお世辞にも上手とはいえないが、日本の文化、特に日本の簡素化されたデザインに子どもの頃から惹かれ、いつか日本に行きたいと思いつづけ、数年前その夢が叶い日本にやってこれたのだそうだ。
 
 酒量が増えるにつれて、日本語と英語の比率が徐々に変わり、宴も中盤を過ぎると、どんどん日本語が減少し、それに比例して僕の、彼女が話す内容の理解度が、極端に下がった。と言うよりほとんど理解不能になっていた。
 幸い隣に、あの東京工業大学出なのに、なぜかジャーナリストなってしまった友人がおり彼が「通訳」してくれて助かった。
 彼女は華奢な体格だが剣道をしていて現在「3段」の腕前だ。宴の後半は殆ど「武道」と、「スポーツ」の違いについて、白いご飯にかける「ふりかけ」程の日本語を交えて熱く語った。

 彼女は、オリンピックの柔道がそうだったように、外国人には中々「武道の精神」が理解しきれていない。そもそも「トレーニング」と「稽古」を混同し、単なる「スポーツ」と考えている人が多すぎる、だから「礼儀」も全然なっていない、と嘆く。
 さらに、武道を志す外国人に対して、勝ち負けに過剰なほどこだわらず、もっと「哲学」なところまで深く追求してもらいたい、「日本の武道」とはそれほど素晴らしいものなのだ、と。

・・・人生の大半をユニオンジャックのはためく国で暮らし、ちょっと前に日本にやってきただけなのに、ここまで語るか、と言いたくなるほどの熱弁だった。
 今回彼女の話を聞かなかったら、日本で生まれ育ち、この国に暮らせる「誇り」や「感謝」の思いを、こんな国にしてしまった官僚や政治家たちに対する怒りのために、僕は忘れてしまうころだった。
 この国の今の姿に納得できないならば、変えるために、とことん国に訴え続け「誇れる国」にしていかなければならないんだなと、思い直すいい機会になった。
 騎士道の国からはるばるやってきて、日本の武士道を追求する可愛いお嬢様に「感謝」です。

 剣道かぁ・・・、僕もやってみようかなぁ。でもなぁ…アキレス腱がなぁ…今度断裂すれば、5度目(過去、右3回、左1回)だからなぁ…。
 
 
 
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