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2008.11.05 実家の手伝い
 
 2.3日と銀山温泉へ、みやげ屋の手伝いに行った。
 久しぶりの銀山温泉、山々はもうすっかり秋の装いで、間近に迫る白い冬を前に、精一杯紅や黄色にキラキラと光り輝いていた。
 朝9時の開店前からお客さんが次々入店し始め、一息ついた時はもう昼をはるかに過ぎていた。日本中どころか外国からのお客さんたちでごったがえしていて、一瞬国際空港ターミナルの売店かと錯覚しそうなほどだった。
 もちろん紅葉シーズンで連休だったということもあるだろうが、世の中は「原油高騰」や「景気悪化」で寒々した状況なのに、この温泉はまるで「別世界」のようだった。
 おもてに実家向かいにある旅館のご主人を見つけ
「いゃー、銀山景気いくて、いいにゃーっ(銀山訛りの新庄弁で)」
 と話しかけると、
「いゃー、最近は全然ダメだぁ、…お客さん少なくて。世の中景気悪すぎで、誰も観光地さ出掛げる気になんね(ならない)ぁべー。…国悪いなぁずー。」
と、懐かしい銀山弁でため息交じりにぼやいていた。
 昨年からの原油高騰は、この銀山でも相当に響いたようで、来客数が伸び悩んでいるらしく、なにより「日帰り」客が多くて「旅館業」には厳しい状況なのだそうだ。旅行代理店のバスツアーでは銀山温泉には泊まらず、鳴子温泉や天童温泉などに宿泊し、銀山には「街並み」を眺めに「立ち寄る」だけ、というパターンが多く、それも旅館が頭を痛める要因ともなっているようだ。
 その点、みやげ屋の場合は旅館と違い温泉内にどれだけ多くのお客さんが足を運んでくれるかと、彼らの「お財布のヒモ」をどれだけゆるめてもらえるかがポイントとなり、旅館業とは微妙にメリットの部分でズレがある。
 実家のみやげ屋でも、客数は多いが以前のような客単価には届かず、やはり「景気悪化」の影響は出ているようだった。
 一見、不景気などどこ吹く風?というこの街にも、確実に「秋風」が吹いているのを感じた。
 
 辺りの日は落ち、温泉街にガス灯が灯るころ、兄が
「さぁ、貧乏神、んねくて(じゃなくて)貧乏政治家、(新庄に)帰ってオメのスゴドすろ(お前の仕事をしなさい)…お疲れ様でした。ありがどさん。」

 「お疲れ様」と「ありがどさん」の言葉はとてもうれしかったのだが…頼むから、貧乏政治家を貧乏神と言い間違えるのだけはやめてほしい。

実家の前にある、大好きな「郵便ポスト」(去年の冬撮影)
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