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2008.11.27
12月議会一般質問、テーマは「エネルギー」
まもなく12月議会が来月はじめから始まる。「新庄まつり」が終わったと思ったら、もう冬である。議員になって1.5年、もう「新人議員だから…」では通用しない。せめて議員として「最低限」の仕事である「一般質問」は、当然のことながら続けていきたい。
今回は、新庄の「エネルギー(もちろんプラスのエネルギー)」について質問をしたいと考えている。「エネルギーとはまた漠然とし過ぎじゃないか」と思われるだろうが、やはり地域全体を考えてみると様々なエネルギーによっていろんなものや事が動いていることは間違いないわけで…。
そのエネルギーが、いろんな所で「減退」してきていて、このままでは「枯渇寸前」の状態にまで至ってしまうのではないかという危機感から、今回の質問を組み立ててみようと思った。
昨日、一般質問の発言通告書(質問内容を前もって執行部側に伝える文書)というものを議会事務局に提出してきた。今回の質問者は僕を含めて8名の議員ということだ。もっともっと多くの議員がそれぞれの角度から質問をしてもらえれば、市政はいくらかなりとも変わっていくと思うのだが、なかなか増えていかない。でも前回より2名増えているので、それでもまあ良しとすべきなのだろうか。
それはいいとして、僕の質問テーマは、
「わが新庄が持つ様々な『エネルギー』を、どう維持し、どう増幅させていくのか」である。
以下はその凡その内容である。
エネルギーとしての「産業」について
○ 9月の新庄最上の有効求人倍率は、0.63である。県内の他地域と比較しても、かなり低い数 値となっている。他の指標からも新庄地域経済の先行きに暗雲が立ち込めているという状況であ る。この状況をどう捉え、今後どのように改善していこうとしているのか。
○今後、工業団地等に誘致しようとしているのはどのような業種で、誘致予定の企業はあるのか。
○市場競争力の高い農産物を生産する政策で、現在成果の上がっているものにはどういうものがあ るか。そして今後どのような方向で地域農業を振興していくのか。
「職員」のエネルギーについて
○国や県などからの調査・報告書などの処理が煩雑だという話を聞く。地方分権という流れで、国 が真に権限委譲を進めていこうとするならば、何よりも先に「事務量の軽減」をしなければ、より市 民サービスへの「エネルギー」が削がれてしまうと考える。この状況をどう捉え、今後どのように しようと考えているのか。
○国の政策が二転三転することにより、市の窓口業務等がかなり混乱していると聞く。その上「定 額給付金」の業務が重なれば、大変な現場になってしまうのではないか。これからどういう体制で 対応し、このような状況を改善するために国に対して、どう訴えていくつもりなのか。
○今のような厳しい状況であるからこそ、将来のために「若手の職員研修」が、特に重要だと考える が、予算や制度など今後どのように充実させようとしているのか。
今と未来の「市民」エネルギーについて
○指定管理者制度を含めた市民協働事業推進に対して、市民は依然として受け入れきれないよう に感じる。それは「重要なプロセス」を欠いているからではないのか。それを経た上で市民に「協 働」をお願いする、というのが筋と考えるがどうか。
○産科、小児科などの医療体制、特に「救急医療体制」は、万全なのか。
○保育所の民営化は、行財政改革の流れとしては、理解できるが、地域の将来を担う子どもたちが 持続的に安心して利用できるシステムが確立されているのか。
これが質問の骨組みだ。これにいろいろなデータや事例、さらに提案などの肉付けをして、執行部 へ確認したいと考えている。
やはり「エネルギー」が充実していないと、人と一緒で、いいものは生み出せないはずだから、ここ はどうしても確認しておかないと…。
一般質問は、12月8日・9日(予定)です。
僕は6番目ですから、おそらく2日目になると思います。今回も、壇上で演説みたいな?熱い質問(決して国会みたいに声を荒げるような、下品なマネはしませんが)をしたいと思いますので、臨場感を味わってみたい方は是非、『傍聴』にいらっしゃってください。
決して眠たくなるような質問時間(一人答弁含めて50分)にはいたしませんので。
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