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2006.05.08
車にシュラフを積み込んで

店を開けていてもGW中はお客様も来ないので、4日、5日は休業日にした。お金は無いけど、家には居たくない、だから旅をする事にした。
車にシュラフを積み込んで、北東北をイッキに回ってきた。車中泊は慣れているので、かかった費用は、車とヒトの「食費」だけ。
渋滞や人込みが嫌いなので、いつになく早起きして出かけた。

道路規制前に角館の武家屋敷周辺を車で回り、某所に駐車、桧木内川堤の桜を堪能し、再び武家屋敷通りを散策して、桜満開の角館を後にした。
車中のラジオの「角館入口7~10キロ渋滞です」と言う道路情報を聞きながら盛岡へ向った。なんと幸運、というかこれが「早起きは三文の得」ということか。はは。
翌日、下北半島の端まで寒立馬に会いに行き、「憑かれた身体」を癒しに恐山へ向う。以前、M日新聞新庄支局にいたM氏とむつ市で待ち合わせ案内してもらう。荒涼たる景色、硫黄のにおい、雨と強風、なるほど「恐山」と言われる場所だった。

『恐山・宇曽利山湖』大好きな硫黄臭タップリ。
境内にある「男湯」(無料)に入る。とにかくいくら水を入れても、熱くて入れない。「お笑い芸人のやる熱湯風呂なんて、ぬるま湯だ!」と言いたくなるほどで、10秒入ったらキレイに皮膚が剥けてしまうほどの熱さだった。15分ほどすると一般的な「熱い」レベルになり意を決して肩まで、浸かる…「こ、これも憑かれ、を取るだめなのだ」と。
M氏も一緒に「熱湯風呂」を満喫したのだが、「さっき脱衣場に入ってきた人は?」と聞くと「えっ?誰も来てないよ」……という背筋の凍るようなステキな体験付きだった。
それにしてもM氏と約一年ぶりに会ったのだが、まるで三日ぶりに会ったような親近感は何だったんだろう。相変わらずだった「スーダラ男」に別れを告げ、下北半島を走り抜け、野辺地に暮らす兄と会い、青森市に入った。
そして、次の日、な、なんと…!
さらに貧乏本屋の旅は続く…乞うご期待。

釣りキチじーさん
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