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2009.07.16 鉄サビは…
 「鉄サビは、鉄より出でて鉄を滅ぼす」
これは、今読みかけの本に載っていた言葉だ。
 国政を、特に自民党の面々の姿をテレビで見ていると、その言葉が「ピッタリ」ときた。
連立政権ではあるものの長期の政権が続き、サビどころか「金属疲労」で、中身のボロボロさは隠しようがないようだ。
 彼らに「悲哀」を感じるのは、そんな末期的状況を「自覚」すらできず、それでもなお有権者をだまし通せると「自信」めいたものをちらっと覗かせているところだ。
 この「鉄」は、もう一度炉に戻し「不純物」を除去して、あたらしい鉄として打ち直すべきだ。
打ち直しが必要なのは、政権党だけではない。野党も当然炉に戻すべきだ。有権者にいかに得票してもらうかを「第一の目的」とするような意識では、たとえ一時、政権を手に入れたとしてもすぐ化けの皮が剥がれてしまう。国情をしっかりと分析し、把握し、本質的なところから「改革」できる政権党でなければ、またもや自公政権と同じ轍を踏むのは間違いない。
 与党も野党も、うんこ味のカレーか、カレー味のうんこどっちを口にするか、という「究極の選択」のようなことを迫られる有権者の哀しい心情を、いくらかでも理解してくれていれば、今のような「うんこ政局」にはならなかったのではないだろうか。

 混沌とした日本の中の、更に厳しい、地方で活動する者として、決してサビることのない地域人でありたいと、あらためて思う。
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