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 先週、市内の駅前通り商店街を舞台に、「まちなかアートセッション21・ヤマダイのお造り」というイベントがあった。
 市内のNPO法人芸術文化新興市民ネット新庄(通称・芸文ネット)と山形大学造形芸術コース絵画研究室が、地域活性化のためにと立ち上がり、商店街のシャッターなどへのペインティングを中心にワークショップやカフェなどを展開した。

 実に恥ずかしいことだが、そのイベントを知ったのは期間の中ごろ、ようやく顔を出すことができたのは終幕前日の24日だった。
 黙々とペインティングに精を出す学生たちに、邪魔しちゃマズいなぁと思いつつも「イベントに至るまでの経緯」を聞いた。
 その学生は、絵画研究室に芸文ネットから話があり、白紙の状態から企画に参加し、このような活動になった。連休後半雨が続き絵の具が流れて、大変だった。でも商店街や市民の協力のおかげで
、楽しくやらせてもらっている、ありがとうございます、と説明してくれた。
 ありがとうございます、ってそれは先に市民である僕が言わなければならないのに、先に謝意の思いを口にしたのは、学生たちだった。
 せっかく頑張ってくれている活性化イベントに顔を出すのが遅れ、その上感謝の言葉を学生に先に言われてしまう…。なんとも情けない獏オヤジだった。
 その後、カフェで美味しいコーヒーをいただき、ワークショップに参加して…遅ればせながら彼らに「ありがとう」と素直に言うことができた。
 今回のお詫びという意味も含めて「まちなかアートセッション21」に、今度はできれば「一市民」として、最初から加えてもらえればありがたい。でもそれが難しいなら、後方からでき得る限りの協力をしたいと強く思った。
 
 しかし、このようなイベントと並行しながら、さらに早急に進めていかなければならない重要なことがある。空洞化が進む市街地対策であり、商店街再生である。その「根本的な」問題を解決できない限り、現在街で開催されている様々なイベントがそのまま継続されていくことはない。

 このような状況の中、空洞化対策ともとれる、民間による意欲的な事業が進められている。一つは「グループホーム大手町」の事業であり、もう一つは、こらっせ新庄3階にオープンする「適合高齢者専用賃貸住宅ひより」の事業である。今までの「高齢者は郊外へ」の流れを、「街なか居住」の流れへと変えたのだ。市民や周囲の「様子見」の姿勢を否定するかのように「グループホーム大手町」は開所以来満杯で、さらに次の施設を「街なか」に建設中である。

 10月にオープンする「適合高齢者専用賃貸住宅ひより」の竣工式が昨日あった。多くの関係者をはじめ代議士、県議、市議などの政治家や地元住民が完成を祝った。その中でオーナーである宮城社長は「・・・世の中も街も大変な状況、今やらなければ誰がやる!」という強い決意と覚悟の言葉を述べていた。

 その言葉は田舎議員である僕の心に、ビン、と響いた。

 これまでも彼は閉店していたビルを買い取り「こらっせ新庄」をオープンさせ、今の疲弊しきった中心商店街では考えられない集客に貢献し、さらに雇用を創出してきた。その結果「どうなるもんだが…」と否定的な市民の「変な期待」を、ずっと裏切り続けてきた。
 一民間人でありながら、誰にも迷惑をかけず、街のために「今やらねば」という決意を持って事業を進めている人物に対して、三流週刊誌の見出しみたいな捉え方しかできないような市民は、軽々しく「どげなもんだが」などと口にするものではない。せめて、協力しなくても「静観」することくらいは、すべきだと思うのだが、どうだろうか。

 わざわざ山形市から地域活性化の一環で活動する学生たち、そして街をなんとかしたいと、一大決心し、街に有益な事業を進める企業家がいる。それを僕らは、ただ「傍観」するだけでいいのだろうか。 もし、「傍観」していていい、という市民がいれば、その方々に是非「確認」してみたいことがある。

「この街は、誰の住む街なのか」と。
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