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 味覚まつりとは、全然関係ないようなイベントだけど、僕は「道路にお絵かき」が大好きだ。
って言うとまた、いろんな方々から「自画自賛じゃねーか!」とつっこまれそうだが、道路にしゃがんで黙々と絵を描く子どもたちの姿を見ていると、キラキラしていて、とってもいい気分になれるのだ…。

 17日土曜日は、僕のハゲ頭のおかげ?で晴天となった、はは。
今年は2回目の味覚まつり、昨年並みの人出のようで、大勢の人たちが街に溢れた。

 北本町商店街では前週の土曜日にも「道路にお絵かき」を開催したが、生憎僕はAちゃんの結婚式と仙台で議員研修があり参加できなかった(そのせいで、午後から雨になり、途中で中止になってしまった、残念…。やはり僕は「人間テルテル坊主」なのだ)。
 その時、僕の代わりに子どもたちの面倒を見てくれたのが、以前中心市街地活性化のためにワークショップやペインティングをしてくれた「山大生」の皆さんで(お絵かきイベントを手伝って欲しいとお願いしたら、快諾してくれた)、さらに甘えついでに今回のイベントも手伝ってもらった。

 20091017113026.jpg
子どもが書いた 約5m の大作

 予定では1時からだったけど、子どもたちが集まり始めたので2時間早めにスタートした。道路は瞬く間に子どもたちの「作品」で埋め尽くされ、ねずみ色のアスファルトはカラフルな絨毯のようになっていった。 写真は、「道路にお絵かき」常連の子どもの作品で、はじめから大きく描くことに抵抗感なく、スラスラとチョークを走らせていた。しかし参加した子どもの多くは最初「画用紙サイズ」程度の絵を描いていた。道路みたいな「枠のないキャンバス」には慣れていないからだろうか。
「さぁ、大人も子どもも、おもいっきり大きな絵を描いてみよう!」とマイクで叫ぶ。すると、子どもたちは何かが吹っ切れたようにダイナミックな絵を描き始めた。インストラクターでもある山大生の一人は子どもらの作品を大切に取り込みながら、とびきり大きな7、8メートルもあるゾウさんを描いていた。
 彼女たちへの「お願い」は、子どもたちをできる限り大胆にさせること、だった。その結果、子どもたちは、どんどん自己のフェンスを飛び越え、大人では到底描けないような「アート」を道路一面に表現し始めた。

 「一体このイベントは誰のためにやっているんだろう…子どもたちのためと言いながら、一番楽しんでいるのは、実は僕自身ではないのか」不意にそんな思いが頭に浮かんできた。
 どうせやるなら子どもたちの記憶に残るようなイベントをやりたい、とずっと考えていたら、ある時「道路にお絵かき」するイメージが突然浮かんできた。

 昔、僕の遊び場は山、川、田んぼ、そして道路だった。特に雪解けした春先の道路は大好きな遊び場だった。春の日差しで乾いた道路は、僕らにとって「魔法のキャンバス」だった。チョークのような軟質の石ころを探してきてそこに線を書き、丸三角四角を書きその中でゲームをし、時におもいっきりデカいアトムや狼少年ケンの絵を飽きるまで描いた。
 おそらくそんな子どもの頃の記憶が、「道路にお絵かき」のイメージとして突然浮かんできたのかもしれない。今道路はクルマ(を乗る人)のものである。そこを遠慮しながら利用しているのが、歩行者だ。だから道路に子どもが絵を描くなんて行為はとんでもない、というのが現代社会なのだ。

「道路にお絵かきは今日一日限りです。明日から道路は、クルマのものになります…。」マイクでそう叫んだ時、なんかよくわからないけど、心の中に痛みのようなものを感じた。

 あっという間に3時になり、「道路にお絵かき」イベントは終了した。
 そのあとは現状復帰が道路使用の鉄則らしく、子どもたちのおよそ80メートルの「超大作」を、不本意たけど、跡形もなく消す作業をしなければならなかった。昨年までは商店街の人たちや市職員が数十人「人力」でやっていたが、前回から、
くるま

県の道路清掃車

このような「はたらくくるま」が出動してくれるようになった。通常であればこの道路は「市道」で、県の道路清掃車が作業をすることはありえない。しかし新庄市の要請で県は「新庄市の地域振興のためなら」と垣根を越えて協力してくれた。これは、あたり前のようだが、実は大変なことで今までの行政では考えられないことなのだそうだ。まさに「地域のために、はたらくくるま」になってくれたのだ。
さんすい
「地域のために、はたらくくるま」

 今後このようなことが、いろんな場面でスムーズに行われるようになれば、住民と行政との「距離」や「溝」は少しずつ改善されていくことになるかも知れないし、是非そうなって欲しいと思う。

 ただ道路に絵を描かせるだけで、それをイベントと言えるかどうかについては異論はあるだろう。しかし少なくとも、満足げな子どもたちの表情や、手伝ってくれた学生や、県、市職員の方々の表情を見ると、それほど無駄でもない「イベント」のような気がしている。参加・協力していただいた多くの皆さんには、感謝、感謝である。

さぁ、今度は何すっかなぁー。



 
 
 
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