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2010.02.01 五十路の道中
 50歳を過ぎてから、行く月日は「なしてこげ(どうしてこんなに)速ぇなぁべ(速いのかなぁ)」とつくづく感じていたが、やはり新しい年の1月も「バッ」と過ぎてしまった…。


 
 昨晩、床に就きながら月日の流れの速さを実感しつつ、このひと月を振り返ってみた。元ボクサーらしくラウンドごとにインターバルを設定し休養はとっていたものの、結構なフットワークでパンチを繰り出してきたのかな、という手応えもあったように思う。
 その中で議員としての仕事はどれだけやったのかな、というとその線引きは相当難しい。一般に議員の仕事は、年4回の定例会と、支援者などが主催する会に顔を出すだけだろうと認識している方も結構いると思う。しかしそうじゃない。もし、それだけだと考えている議員がいるとすれば、それはおそらく議員としての仕事を間違って解釈していると思わざるを得ない。

 僕の考える議員の仕事の範囲は、本会議・委員会・視察はもちろんだが、協議会・政務調査・一般質問のための情報収集などもそうだし、議案や請願に関する調査、執行事業の確認・議員セミナーや他自治体への情報収集(個人)、公的行事への参加などもその範囲ではないかと考えている。
 しかし、町内の祭事や冠婚葬祭、各団体の文化行事への出席については、議員の大切な「仕事」のようだか、それは違うのではないかと思っている。これは市民意識のどこかにある「まちの名士」的な感覚が、議員の「誤認・誤作動」を起こさせているような傾向が見てとれる。議員は名士でもなんでもないのだ。そのような行事には「一市民」として普通に参加すべきであり、わざわざ議員という肩書きで参加すべきではない。
 
 では、会派でのミーティングはどうなのか、市民と対話し、その要望を執行側に伝えることはどうなのか、そして口利き(圧力的でないもの)はどうなのかというと、その辺りがよく解らない。動きとしてはおそらく議員としてのものである(政治家としての動きの場合もあるかなぁ)。専門家からすれば、それは議員の仕事ではないらしい。

 僕はよく各地で開催される議員セミナーに会派の仲間と共に、自分たちにとって必要な情報が得られるような場合には、できるだけ参加することにしている。盛岡・仙台・会津若松・東京などほとんど自費で出かける(借金鋭意返済中の我が身にとってはかなりキツイ)。毎回うちの女房からは「議員になる前からセミナーなんか参加しなくてもいい程、熟知しているべきだ!」と強い口調で突っ込まれ、反論の余地もなく開催地に逃げるように向かうのだが、議員になってみて初めて遭遇することが多すぎるし、地方議会のあり様もどんどん変化してきているのだ。余地があるとすれば、だからこそ、それらに対応すべく全国の議員の取組みや専門家の意見などを参考に、本質的な地方議員として何を為すべきかを模索しているのだ、と反論してみたい。でも、怖いからその都度心の中にとどめて置くが…。
 この個人的に参加するセミナーは、議員の仕事と言えるのかというと、言えない。僕としては議員のスキル向上が目的で、向上すればより議員としての役割を果たせるじゃないか、と考えたくなるが、やっぱりそうではないと思う。

 あれこれ考えているうちに、議員の仕事とは大きく分ければ、公務性のあるものなのか、そうでないのか、に分かれ、そうでないの中でも議員活動に近いものなのか、政治活動に近いものなのか、そして全く私的な活動なのか、に分けられることが解ってきた。議員として動けばそれは「議員の仕事」となる。でも報酬をいただいているわけだから、報酬に対する説明が充分にできなければ公務ではない、と解釈すべきだろう。

 ということは、小水力発電事業で地域再生をしよう、という動きや中心市街地の再生への動きなどは(中々実を結ばないが…)、議員の公務としてのものではないことになる。そうだとしても僕は、少しでもいい状況にするために議員として動けるところは積極的に動いていこうと思っている。

 では、僕はこれからどういう動きをすれば、個人として、また議員としてベターなんだろうか…。

 などと、ダラダラ考えていたら、下の茶の間の柱時計がボーンボーン…と4回鳴ってしまった。
 結局、公務だろうがなんだろうが「私利私欲」に繋がらず、この地域のより良き未来への道すじが見えたならば、自分を信じて真っ直ぐ進み続けること、ということに落ち着かせた。

 そして市民にその説明がしっかりと出来るようにしていこうと決め…
しばらくしてスーッと夢の中へ入った。



 ※今年は市民と議員の溝を埋めるための「議会報告会」や「市民との意見交換会」などを実現し、より市民が議会を通して市政に参加していけるようなシステムを構築したいと考えています。
 最近、議長をはじめ議会全体も「議会改革」の必要性を充分に認識してきているように感じています。1月27日には各派代表者会議が開催され、「議会改革・活性化検討会(仮称)」を設置することに関して、また議員定数や次年度の議員報酬をどうするかに関することなどが話し合われました。今後各会派で充分な検討をし、今月10日までに会派ごとの結論を出すことになりました。

 偶然というわけではありませんが、先月28日、29日に全国地方自治体の中で議会改革のフロントランナーである会津若松市に総務常任委員会と産業建設常任委員会との合同で、議会改革についての視察に行ってきました。もちろん全委員が必要性を感じての参加だったと思います。会津若松市議会の改革に尽力してきた議員や職員の方々の熱意と実践力に頭が下がりました。まさに、時空を越えて脈々と受け継がれる「会津士魂」の心意気を直に感じてくることが出来ました。この機を逃すことなく「会津が出来るなら、新庄だって絶対出来る」という思いで「議会改革」にまい進できればと思っています。

【お詫び】
 この1ヶ月、何度かブログに書き込もうとキーボードを叩いてはみたものの、結局全てボツにしてしまいました。なるべく自由に書き記したいと思ってはいるのですが、あまりに政界や相撲界、そして社会全体がボロボロの状態で、頭に浮かんでくること思うこと殆どが「ボヤキ」「文句」「言い訳」のようなものになり、悲しくて、情けなくて、書き込めなくなってしまいました(軽いうつ状態だったのかも)。
 時々僕のブロクを見ていただいている方々には、大変申し訳ないことをしました。これからは少しでも「前向きな話題」を見つけて、なるべくボヤかないブログにしていきたいと思っています。どうかよろしくお願いします。




 
 
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