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 甲子園のヒーローたちは素晴らしかった。若かりし頃に燃え滾るような情熱でなにかに驀進していた自分を重ね合わせようにもあまりにスゴイ彼らとはレベルが違いすぎて重なり切らなかった…とほほ。
 
果たして彼らだけがスゴイのだろうか、それとも「若さ」が、あのようなミラクルパワーを発揮せるのだろうか。
 僕は「若さ」を持ってる奴は、望めば皆「ミラクルパワー」の持ち主になれると考えている。
 では、なぜそういう子が世の中に少ないんだろう。その要因の一つに、子どもたち周囲の大人たちが少なからず関係しているんではないだろうか。
 子どもたちに対して「無理」「無駄」「ダメ」「損だ」などの否定的な言葉を日々投げつけていると、子どもはだんだん自信がなくなり「夢も希望」も持てなくなっちまうんではないか。
 ま、フツーに勉強して、フツーに遊んで、フツーに生きればいいか、みたいな気になっちゃうと、人生としてはドラマチックじゃないが、親からすれば「しっかりした、いい子に育ってくれた」ってことになるだろう。
 それはそれで悪い事ではないし、むしろ当たり前なのかもしれない。
でも、それじゃ、つまらねぇーじゃないか、って思う。
 やりたい事を見つけたら、バンバン突き進んだ方がキモチいいでしょ。その結果たとえ負けたり、失敗しても全然OKでしょ。
 甲子園のヒーローたちも決して成功ばかりではなかったはず。負けても、失敗しても、苦しくて折れそうになりながら、それでも好きで、やり続けた結果、あそこまで登りつめたんだろうな、と想像する。

 ヒーローの使っていたハンカチと同じ物を探して子どもに買い与えるのも愛情の一つだろうが、子どもそれぞれの「夢」を大事に育める状況にすることも、周囲の大人たちの大切な役目じゃないかなと、思うわけ。
それにしても、「青いハンカチ」を手に入れてどーすんだろう。衆議院議員選挙の際に、「刺客」だの「小泉チルドレン」だのと踊らされて、自民党に大勝させた「有権者」たちの行動と全く同じじゃねーか。取り上げて報道しちゃうマスコミも馬鹿だよね、いっつも切り口違うだろ。

 世の中、誰が呼んだか「ハンカチ王子」ブーム、偶然なのか準優勝した駒大苫小牧のある苫小牧には、「王子製紙」の巨大な工場がある。北越製紙を買収しょうとして失敗した企業だ。ちょっとすまーとじゃなかったね。甲子園では「王子」が勝利したが、紙の世界では「王子」が負け、企業イメージもダウンさせてしまった。
 高校生のさわやかさを見習って、ティッシュでハナでもかんで出直せよ、
「ティッシュ王子」!


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