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2006.12.03
雪だ
毎年約束もしてないのに、必ず天から舞い降りてくるのが「雪」。
雪は雨より嫌いではない、というより「大」好きだ。
雪は雨より嫌いではない、というより「大」好きだ。
子どもの頃、初雪の朝は一面の白い景色と、シーンとした静寂の世界、そし
て辺りに漂う冬の匂いに、すこぶる興奮した。
息子も小さい頃、雪が降ってくると「ハナ血ブ~」になってた。
興奮しすぎで体内の血が噴き出してくる・・・親子そろってアホである。
降り始め、積もるか積もらないかの、あの雪の感じが、また好きで「雪は嫌
だ」と感じた事は一度もない。
街なかでは「降ってきたわにゃ~、まずやんだごど~」「ほんてにゃ~」
という会話ばかりを耳にする・・・。
そんな会話にあわせて僕も「まずねゃ~」、心の中では「毎年毎年、降って
んだろー、そんなに嫌なら、雪降らねぇとこ住めよ」っていつも思ってる。
雪は余程の「暖冬」でない限り、この街にはかならず「降る」のだ。
それなら、しっかりその現実を受け入れ「与えられた」状況の中で、より良く
暮らすための方法を模索した方が前向きじゃないのか。
前向き、が必ずしも良いとは限らないが、そろそろ「真剣」に「雪」とどう
関わっていくかを住民はもちろん関係機関が、総力戦で対策を興じ、挑み、治
める時期に来ているのではないのか。
そうしないと越冬のたびに、住民全体の「郷土」に対するモチベーションが
下がっていってしまうような気がして、不安になる。
そういう地域で行われる「教育」、「産業」などが充実するはずはない。
少なくともこの街の暮しは4・5ヶ月間雪の中なのだ。この現実はおそらく
これから先も普遍だろう。
じゃあ、毎年泣き言を口にせず、雪とともに気持ちよく暮らした方が精神的
にもいいだろう。
それに僕らは、新庄という厳しくも自然豊な土地で、メリハリのある季節を
感じ、数々の困難に立ち向かいながらも日々快適に暮らす「感受性豊で行動的
な誇り高き民」なのだということをちゃんと自覚することが必要だと思う。
そして「雪」を治めよう、たとえ「驕り」と言われようと。
そうなれば、
都会に対し抱いていた劣等感の無意味さに気付くだろうし、
実は逆に、憧れの存在だった事に気付きはじめるだろう。
この冬「雪」をしっかりと受け止め、「この地で生きる」ことに誇りを持
ちつつ、一日一日を「豊かな民」として過ごし、必ずまたやって来る暖かい春
を、悠然と迎えてみよう。
なーんて、冬になると必ず思うことだったから、
ちょっと書いてみたかったんだ。へへ。
て辺りに漂う冬の匂いに、すこぶる興奮した。
息子も小さい頃、雪が降ってくると「ハナ血ブ~」になってた。
興奮しすぎで体内の血が噴き出してくる・・・親子そろってアホである。
降り始め、積もるか積もらないかの、あの雪の感じが、また好きで「雪は嫌
だ」と感じた事は一度もない。
街なかでは「降ってきたわにゃ~、まずやんだごど~」「ほんてにゃ~」
という会話ばかりを耳にする・・・。
そんな会話にあわせて僕も「まずねゃ~」、心の中では「毎年毎年、降って
んだろー、そんなに嫌なら、雪降らねぇとこ住めよ」っていつも思ってる。
雪は余程の「暖冬」でない限り、この街にはかならず「降る」のだ。
それなら、しっかりその現実を受け入れ「与えられた」状況の中で、より良く
暮らすための方法を模索した方が前向きじゃないのか。
前向き、が必ずしも良いとは限らないが、そろそろ「真剣」に「雪」とどう
関わっていくかを住民はもちろん関係機関が、総力戦で対策を興じ、挑み、治
める時期に来ているのではないのか。
そうしないと越冬のたびに、住民全体の「郷土」に対するモチベーションが
下がっていってしまうような気がして、不安になる。
そういう地域で行われる「教育」、「産業」などが充実するはずはない。
少なくともこの街の暮しは4・5ヶ月間雪の中なのだ。この現実はおそらく
これから先も普遍だろう。
じゃあ、毎年泣き言を口にせず、雪とともに気持ちよく暮らした方が精神的
にもいいだろう。
それに僕らは、新庄という厳しくも自然豊な土地で、メリハリのある季節を
感じ、数々の困難に立ち向かいながらも日々快適に暮らす「感受性豊で行動的
な誇り高き民」なのだということをちゃんと自覚することが必要だと思う。
そして「雪」を治めよう、たとえ「驕り」と言われようと。
そうなれば、
都会に対し抱いていた劣等感の無意味さに気付くだろうし、
実は逆に、憧れの存在だった事に気付きはじめるだろう。
この冬「雪」をしっかりと受け止め、「この地で生きる」ことに誇りを持
ちつつ、一日一日を「豊かな民」として過ごし、必ずまたやって来る暖かい春
を、悠然と迎えてみよう。
なーんて、冬になると必ず思うことだったから、
ちょっと書いてみたかったんだ。へへ。
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太平大
押し迫りました。
今年気になった言の葉
夢はあるが気力がない
夫婦茶碗、大きい方で飲む女房
天国はいいところ、戻ってくる人がいない
来年も
「砕けても また丸くなる 池の月」
でいきたいですが、うちには池がありません。
ご自愛でまいります。
獏ブログにかかわる皆様も、よいお年とお歳を
今年気になった言の葉
夢はあるが気力がない
夫婦茶碗、大きい方で飲む女房
天国はいいところ、戻ってくる人がいない
来年も
「砕けても また丸くなる 池の月」
でいきたいですが、うちには池がありません。
ご自愛でまいります。
獏ブログにかかわる皆様も、よいお年とお歳を
2006/12/16 Sat 14:39 URL [ Edit ]
baku
いよいよこちらも押し迫っています。
「砕けても また丸くなる 池の月」
池でなくても、洗面器でいいじゃない。
まぁーるく、なるよね。
僕の今年、勇気付けられた言葉
「だいじょうぶ だいじょうぶ」
みんな、先のこと心配、でも
今を精一杯、生きていれば・・・
だいじょうぶ だいじょうぶ。
今年と来年、流れは一つ
すぅーっと流れていきましょう。
今年も、お世話になりました。
あなたもよいお年とお歳を
2006/12/21 Thu 13:28 URL [ Edit ]
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