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 近くで僕の今までの生き方を見てるはずなのに、
あんな捉え方をする方がいれば、
何年も会っていないのに、充分すぎるほど
理解してもらっている方々もいる。

 お恥ずかしい話、「商売」ってまだよくわかってないんですよ、はは。
ただ、辛うじて気付かせてもらったのが
僕の役目は「本を売ること、だけじゃない」ってことかな。

考えてみると、ずっと「なんで、このまちで暮らしてんだろ・・・」
とか「なんか、役目があってここにいるんじゃないかなぁ」とか

「そもそも俺って何」とか思ってた。

 この本屋を開店する時、名前をなんにしようかと頭から
毛が抜ける(実際抜けてるって!)ほど悩んで、ようやく浮かんだのが
「貘書房」。

 中国で悪夢を食べる伝説上の動物という「貘」は
街のみなさんに良書をという僕の思いにピッタンコだった。

「貘」という名前をつけたことで、品揃えの方向性はぶれることなく
今まで続けることが出来たのかもなぁ、きっと。

 一番売れ筋のエロっちい雑誌も殆んど(?)置かず、約20年も
やってこれたってのは、業界では「奇跡」に近いらしい。
長女(もうとっくに大人になっちゃったけど)を
エッチな本売って育てたくなかったしね。

 そうやってカッコばかりつけてやってきたから、キツかった。
ずっとギリギリで暮らしてきた。でも、いろんな人たちと出会えた。
そのみんながいっぱい、いっぱいいろんな形で「貘」を支えてくれ

ていて・・・。まさに「生かされている」ことを痛切に、感じるわけです。
書店をとり巻く状況は相変わらず厳しいけれど、続けらるだけ「貘」は
やっていきたいなぁ。街の小さな本屋のまんまで。

 僕に、どれだけの力があるかは、僕自身まだはっきりとはわからない。
だけど、この街と、ここに住む人たちに「恩返し」は、させてもらいたい。
せめて、伸びようとする若い芽を枯らしちゃなんないし、未来を生きる
こども達に、借金などの膨大なツケだけは残したくない。

 もうそろそろ、この街を閉塞的な状況にしてしまった大人たちの責任を
僕ら大人が、とらないといけないでしょ。
 そのために今までの常識や、価値観は
ゴミ(リサイクルできないゴミ)箱へ捨てないとね。

 僕の50代は、次の世代のために「悪い夢」を残さないようにする
10年間にしたいな、悪い夢バクバク食って・・・。



 





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